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独逸の熱狂旅人さんの作品 「空港から一駅の木組みの家の町」

  • ■列車: ICE
  • ■旅先: ドイツ、リムブルグ
  • ■時期: 2012年1月9日
空港から一駅の木組みの家の町
 ドイツの空の表玄関と言ったら、「フランクフルト・アム・マイン国際空港」です。空港とケルン方面を結ぶICEの新線が出来てから、その存在感は大きくなりました。なにしろ、従来のIC特急であれば空港からケルンまで2時間30分ほどかかったのが、新線が出来てからは1時間を切るようになったので、ドイツ北西部やベネルックスへの鉄道の旅が格段と便利になったのです。

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 ヴュルツブルグを出たICE特急は、もうすぐフランクフルト中央駅に着くようです。今の時間は16時少し前。成田に向かう飛行機の出発時間は20時45分ですので2時間くらいの空き時間があります。フランクフルトの市内で買い物とも思いましたが、市内の猥雑さも落ち着かないので、車内の座席に置いてあるこの列車の運行案内書を見てみますと、空港駅の次は「リムブルグ南」駅に停まります。そこで、フランクフルト中央駅では降りずにリムブルグに行ってみることにしました。

 リムブルグはフランクフルトの北西部にある、ライン川の支流ラーン川に沿ったかわいらしい町です。木組みの家々が残っていて、ドイツ最後の時間を過ごすには格好の場所。ふつうはフランクフルト中央駅かヴィースバーデン中央駅からローカル線で1時間をかけて行くのですが、このICEならわずか一駅、空港駅を16時27分に出て44分には着いてしまいました。リムブルグ南駅とリムブルグ駅とは少し離れているのですが、連絡バスが待っていました。ユーレイルパスがあればもちろん無料です。

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 バスが着いたリムブルグ駅から駅前通りをまっすぐ北に行くと旧市街。いくつもの歴史を感じる木組みの家々が見えてきます。家々の脇を通って後ろの丘の方に登っていくと教会が見えてきますが、これがよく知られた「リムブルグの大聖堂」。丘の上に建っていますので、教会の脇から下を覗くとラーン川の渓谷が一望できます。その後、丘を下って木組みの家のカフェに入り、今回のドイツ旅行の最後に地元のビールを楽しみました。これらの家々は、表からみると家も柱も傾いているのですが、中から見ても窓以外は傾いていてちょっとした宇宙空間に居る気がしないでもありません。

 ゆっくりビールを飲んだ後、駅前から連絡バスに乗ってICEで空港駅に着いたのは19時26分。飛行機の出発には十分間にあいます。空港駅で降りてパスを使い終わる予定だったのが、リムブルグを往復出来たのでその分、ユーレイルパスを持っていて得したと、嬉しい気分になったものです。

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