ホーム > 乗車レポート > アムステルダムへ遠回り?!

乗車レポートギャラリー

独逸の熱狂旅人さんの作品 「アムステルダムへ遠回り?!」

  • ■列車: 国際ICE、IC、RE
  • ■旅先: オランダ、アムステルダム
  • ■時期: 2012年5月12日
アムステルダムへ遠回り?!
 今日は家人を伴ってアムステルダムに出かけます。昨年もアムステルダムは訪れたのですが、運河での遊覧等に時間を取られ、「国立美術館」に行っただけで、「ゴッホ美術館」には行くことが出来ませんでしたので、今回は「ゴッホ美術館」と最近人気のキューケンホフ公園に行くつもりです。いつもはアムステルダムに行く時は、デュッセルドルフに宿を取って日帰りで出かけるのですが、今回は見本市が開催されるため、デュッセルドルフはもとよりケルンまでホテルは満室。やっとボンで部屋を確保出来ました。

DSC01144.JPG
 ボンからREに乗ってケルン中央駅に来て、フランクフルト発のアムステルダム行きのICEを待ちますが、この列車のアムステルダムへの到着は11時25分、戻りは16時36分発の列車に乗りますので、滞在時間は5時間余りの予定です。

 定刻に到着した列車の行き先の表示が「ユトレヒト」になっていたのに気が付きませんでした。この列車には10回近く乗っていて、慣れがいけなかったのですが、これが第1の失敗です。列車は動きだしましたが、本来のデュツセルドルフの方向ではなく、反対のボンの方に向かっています。そのうちに右に大きくカーブして本線から離れましたが、間違いなく本来の路線を走っていないようで、単線を走っているのか途中何回も駅以外で停車します。さすがに心配になって車掌に聞いてみると、この列車は一駅手前の「ユトレヒト」止まり。ただ、アムステルダム行きの連絡列車が待っているとのこと。いつもの経路が路線の工事か何かで通れないため、迂回の線を通っているようです。そのために列車は大幅に遅れ、「ユトレヒト」に着いたのは12時半を過ぎていました。乗ってきた列車は、すぐにここからケルン方面に折り返して戻るようです。

 急いで降りて連絡列車を探します。同じホームの反対側に停車している電車の案内表示を見ると、Am・・・Centr・・・と一部が目に入り、アムステルダム・セントラルだと思ってしまったのが、第2の失敗。でも行き先が全く違ったのです。途中で気が付いて、乗り換えてアムステルダム駅に着いたのは13時半過ぎ。当初の予定より2時間以上も遅れてしまいました。

DSC01140.JPG
 いつもは市内はトラムを使って移動するのですが、時間がないのでやむを得ずタクシーに乗り込んで「ゴッホ美術館」と言うと、解ったというものの、案の定メーターを倒しません。それを指摘しても「ノープロブレム」と言うばかり。それでも荒っぽく他の車やトラムまでを追い越して短時間で到着。10ユーロちょっとと思ったのが、結局20ユーロ取られました。車を降りると、「ゴッホ美術館」の前は長蛇の列。今回は待つだけの時間がありませんので、仕方なく隣の「国立美術館」に移動しますが、こちらは誰も並んでいません。昨年も来たと不満を漏らす家人をなだめて、入館します。今、人気のフェルメールやレンブラントの名画の前でも、日本での展覧会とは違って鑑賞客も疎らです。

 帰りの時間が気になり帰路もタクシーを利用しましたが、今回はおとなしそうなドライバー。すぐにメーターを倒して、安全運転なのか駅に向かうトラムの後にずっと付いて走っています。とにかく、ユトレヒトにまず出ることが先決と、調べてあった電車の出発時間が迫ります。中央駅の前が混雑しているので降りて走ることに。料金のメーターは19ユーロ少しを指していて、払ったのは20ユーロ。結局、先程はボラれていなかったようですが、何とも不可思議です。

 必死に走った甲斐があって電車に間に合ってユトレヒト駅に着いてみると、ICEが隣のホームに停まっています。これで折り返してケルンだと思ったのですが、念のため車掌に聞いてみると、アムステルダム行きとのこと。何とこの時間帯には、遅れてはいるもののアムステルダムまで行って折り返すようです。この列車が戻ってくるのを待つのも面白くないので、この列車に乗り込みました。幸い、ユーレイルパスがありますので切符の心配はありません。

 アムステルダム到着後、このICEはすぐにフランクフルトに向けて折り返し、予定の時間より1時間余り遅れてケルン着。残念なことに今日の目的の場所にはどちらにも行けずに、わずか2時間余りの滞在で戻ってきました。当然、家人にはさんざん叱られましたが、筆者としては鉄道に乗ってさえいれば楽しいので、新たな路線も走れたしと、まあまあ満足していたのですが、そんなことは怖くて顔には出せません。

ギャラリーに戻る