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乗車レポートギャラリー

独逸の熱狂旅人さんの作品 「ベルンのカーニバル」

  • ■列車: 国際ICE、ICE、IC、インターシティ(スイス鉄道)、RE
  • ■旅先: スイス、ベルン
  • ■時期: 2012年2月24日
ベルンのカーニバル
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 今、乗車しているのは国際ICE特急373列車。もうすぐバーゼルSBB駅に到着しようとしています。この列車は早朝4時32分にベルリン中央駅を出て、スイスのインターラーケンに向かう国際特急ですが、ベルリンと8時50分に着くフランクフルトの間はノンストップでの運行となっています。筆者は今朝早くミュンヘンを出て乗り換えながら、カールスルーエの駅でこの列車に乗り込みました。

 今回の目的地はスイスのベルンなのですが、トランクが邪魔なのでバーゼルSBB駅のコインロッカーに預けることにします。幸いにこの列車は駅に12分間停車しますので、その間に預ければ同じ列車でこのままベルンに行くことが出来ます。ところが、2人分の荷物が入る程の大型のコインロッカーの料金が、何と9ユーロ。この料金は駅によって異なるのですが、ドイツで最も高いミュンヘンやフランクフルト中央駅でさえ5ユーロですし、ドイツの地方の駅ではおおむね3ユーロです。まさにスイスの物価の高さを象徴しているようで、筆者はスイスに行く時はスイス国内に泊まらずに、国境のバーゼルに近いドイツの街フライブルグに泊まることにしています。今回も然りです。

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 ベルンはスイスの首都であり、中世そのままの石造りの街並みは世界遺産にも登録されています。駅を降りて旧市街の方に歩いて行くと仮装した大勢の人たちや楽団と行き交います。今まで気付かなかったのですが、そう、今日はベルンのカーニバルのようです。昨日から始まった3日間のカーニバルの今日の金曜日は子供たちのカーニバルの日。どうりで、親や祖父母に連れられた子供たちは、童話の主人公や宇宙人や動物、果ては黒い眼帯をした海賊にまで仮装しているではありませんか。子供たちは誰もが小さな入れ物を手に持って、その中の本当に小さいたくさんの星型の色紙を出会った人たちに投げかけています。

 東洋人は珍しいらしく、早速大勢の子供たちの格好の標的になってしまいました。幸い、コートを着ていたので簡単に払い落すことが出来ましたが、頭の上は花が咲いたようです。ばら撒かれた小さい星が道路いっぱいに散っていますが、誰も気にはしていません。今日は子供たちのお祭り日なのです。

 大聖堂には入れないし、とにかく人が多すぎて観光もままならないので、適当に切り上げてフライブルグに戻ることにします。帰りはICEではなく、バーゼルまではスイス鉄道のインターシティ、バーゼルからフライブルグへは時間がかかりますが景色がよく見える2階建てのREに乗ることにしました。今回は当然ユーレイルパスを使用していますが、これは先月1月のパスの残りを使っています。2か国以上に使えるパスは2か月間の有効期間がありますので、2回の旅行でうまく使えば1日当たりの費用は格段に安くて済むのです。

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