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川さんさんの作品 「英語すら出来ない高齢者の初めての一人旅」

  • ■列車: ECイタリア-スイス線、ベルニナ急行
  • ■旅先: イタリア(ヴェネツィア、モンテロッソ・アル・マーレ) スイス(ラントヴァッサー橋)
  • ■時期: 2012年7月12日
英語すら出来ない高齢者の初めての一人旅
 69歳で初めて一人旅が目的の観光旅行を計画しました。期間は平成24年6月から7月にかけて30日間、行き先はツアーで行ったことのあるイタリアとスイスとし、移動手段は鉄道でイタリアセレクトパス(10日間)、スイスパス(15日)としました。

イタリア モンテロッサ.JPGのサムネール画像
 それからはガイドブックを片手に「トーマスクックの時刻表」と格闘しながらスケジュールをたてました。宿泊場所は世界遺産の観光、スイスアルプスの観光および鉄道を撮影するために15都市、スイスが7都市、1夜行列車としました。

 計画を立て終わりましたが、私は外国語が全く分からず、英語も「This a Pen」の域を超えない語学力しかありません。

 計画を知った知人は「本当に行くの?」というような態度でしたが、今回の旅行を「冒険旅行」と位置づければトラブルは当たり前なので実行しました。

 トラブル対策の一つとして、ホテルに着けばなんとでもなるので、原則として駅から歩いて数分以内の距離にあるホテルをインターネットで調べ事前に決めました。

 現地に着いたら想定していた通り、目的地に行く道順がわかりません。道順を尋ねるのにイタリアでは「ボンジョルノ」、「サント」と言いながら、ホテルならバウチャーを見せながら、観光地ならガイドブックの現地語を指でさしながら尋ねて、後は英単語の羅列とボディランゲージ、終わったら「グラッチェ」とお礼を言います。これを1目的地について数回繰り返し、やっと到着です。

スイス ラントヴァッサー橋.JPGのサムネール画像
 旅行中、イタリア語はこの3つを使っただけと言っても過言ではありませんでした。
イタリア人、スイス人、・・・などにお世話になりました。これらの親切のささやかな恩返しとて、少人数の観光客の集合写真を撮ろうとしましたが、観光客のカメラを預からなければなりません。私の格好はTシャツの上によれよれのベスト、サンダル履きでカメラを持っている以外はホームレスと変わりません。

 要するに一見怪しい東洋人にカメラを貸せと言われたことと同じです。この時の観光客の対応は面白かったです。断るのは男性が多く、女性にはほとんど断られませんでした。男性は慎重で、女性は警戒心が少ないか私に悪意はないと直感で判断したのかどうか分かりません。
 度胸と恥知らずの図々しさだけではありましたが、30日間の冒険旅行は予定したほとんどを観光して無事帰国できました。現地の方に感謝、感謝。

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