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ヤッチャンさんの作品 「ベルニナ特急に乗って」

  • ■列車: ベルニナ特急
  • ■旅先: スイス
  • ■時期: 2012年10月2日
ベルニナ特急に乗って
 スイス在住の娘から「スイスパスのキャンペーンがあって、一人分の料金で二人乗れるから来ない」との誘いを受け、丁度今年は金婚の年に当たるので、記念に行って見ようと言うことになり、すべての計画は娘に任せてスイス列車の旅に出ることになりました。

ワゴン.jpgのサムネール画像
 チューリッヒで娘と合流、乗り継ぎ列車の食堂で再会と列車の旅の安全を祈念してワインで乾杯。いよいよ待望のあの赤い車体のベルニナ特急に乗り込んだ。娘は奮発して一等車両のパスを購入してくれ、シートもゆったり、窓も天井まで開いたパノラマ列車で、約2時間の車窓の景色を堪能することが出来ました。

 車窓からは小高い山の上まで綺麗に刈られた牧草地に牧舎、線路脇では乳牛がゆったりと草を食み、何とのどかな光景であろうと感動し、私達は北海道の酪農地帯に住んでおりますが、ややもすると、多くの乳牛を牧舎に閉じ込め、乳牛を牛乳を生産するマシーンにしか考えておらず、乳量・乳価にこだわる酪農家に見せたい光景でありました。私達が見た限り大型機械も見かけず、本当にのどかな田園風景で、写真やテレビの画像で見たと同じ光景がいつまでも続いて心を和ませてくれました。

 やがて列車は山岳地帯へと進みベルニナの谷・ロゼックの谷を眺めながら、3~4000m級の頂上に雪(氷河)に覆われたモルテラッチ・ベルニナの山々、そこから流れ出たモルテラッチ氷河などは、まさに手が届きそうな錯覚にとらわれ、カーブでは長い列車の赤い後尾が目に入り、山岳と氷河、湖とのコントラストがとても心地良かった。

 主人はカメラを構えて車内を右往左往して、この二度と見られない光景をカメラに収めていましたが、私はゆっくりとこの光景を目に焼き付けてお置こうと、ガイドブックを片手にいつまでも車窓から移りゆく風景を眺めておりました。

 いよいよ最後は、昔からの道路や農家を壊さないように配慮しながら、勾配を弱める為に造られた石橋のループブリッジ。列車の中からもその姿を見ることが出来、自然や環境を大切にする地元の人々の暮らしに感銘を受けました。

列車の前で.jpgのサムネール画像
 列車は静かにイタリア領ティラーノに到着。約1800mの高低差を無事に運んでくれた列車に「ご苦労さま」と労い、列車の前で記念写真に収まりました。

 その後、スイス国内はバス・船・列車を乗り継ぎ、娘の居住するジュネーブまで移動して、娘のアパートに居候しながらジュネーブ市内、ちょっと足を伸ばしてフランス領なども散策し、ジュネーブで食べたチーズフォンデュはとても美味しく、帰国した今もアルバムを見ながらスイス鉄道の旅を懐かしんでおります。

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