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ママ鉄24さんの作品 「プラハからドレスデンへ」

  • ■列車: EC 178 Alois Negrelli
  • ■旅先: チェコ
  • ■時期: 2012年8月2日
プラハからドレスデンへ
 ヨーロッパ旅行に必要なものはユーレイルパスとトーマスクックの時刻表。今回のチェコプラハにも当然持っていく。8月のヨーロッパは、日が長く暑い。

 旅行2日目朝6時29分、プラハ発ドレスデン行のEC一等車に乗り込む。乗客はまばらだ。駅を出るとしばらく暗いところを走る。地下なのかトンネルなのかは不明。外の景色が見え始める。ヨーロッパの石造りの建物、職場に急ぐ人、犬の散歩を楽しむ人、バス停に並ぶ人どこにでもある朝の風景。そしてトラムの折り返し所のクールドサックが見える。プラハらしい景色。市内を過ぎて郊外を過ぎてだんだん緑の濃い田園地帯に入ってきた。プラハからドレスデンのルートはレイルヨーロッパが推薦する美しい景色、それが一番の楽しみだから、目を凝らしてしっかり見ようと。川に沿って低い山々が続き、川沿いの狭い場所に家々が立ち並んでいる。線路のわきにも家がある。ゼラニウムを飾った窓辺、白いカーテンが朝日に映えて美しい。

チェコ旅行_001.JPGのサムネール画像
 最初の停車駅 Usti nad Labem (ウースティー・ナッド・ラベン町)に到着。この駅からの眺めは、これまたすばらしい。川に沿って駅がある。その向こう側に古い街が広がっている。石造りの同じ高さの建物、教会の尖塔が頭一つ高くそびえる。その街を見守るかのように、反対側の山の頂に黄色い建物がある。遠くてわからないがたぶん教会だろう。街と駅側をつなぐ橋がいくつかかかっている。新しい橋も、古い石造りの橋もそれぞれ個性的。橋の上をトロリーバスが走っている。小学生の時に確か亀戸で見たことがある。もう、日本ではお目にかかれない懐かしい風景。この駅は大きい街らしく、乗客はずいぶん降りて行った。次の停車駅は国境の駅。

 そこを過ぎていよいよドイツへ入る。窓の外に景色は、太鼓判をおされるだけあって、すばらしい。広い川に遊覧船が浮かび、川沿いにはサイクリングロード、低い山とカラフルな家並み、おとぎ話というよりも、テーマパークのよう。空は青く、車窓の景色は、落ち着いた絵を見ている感じがする。ドレスデンにつき、マイセン行の郊外電車に乗り換える。ドイツの田舎風景が続く中に、電車の博物館のようなものがあった。いくつも車両が並び、展望車に夏休みの子供たちが乗っていた。大人も子供も楽しそう。マイセンミュージアムをみて、ドレスデンに戻り観光して、再びECに乗りチェコへ戻る。いつも思うが、なぜ、外国の駅は風情があるのか。チェコにしてもドイツにしても。「鉄道えらい」感がある。

 帰りの車窓は、落ち着いていて、夜を迎える準備をしていた。今までずいぶん電車に乗った。たくさんの車窓を見た。今日のこの景色も、いつまでも心に残る。その感激を味わいたくてまた、鉄道の旅をどこかで。

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