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乾壱さんの作品 「インスブルックからウィーン再訪」

  • ■列車: ECB83 TIC867
  • ■旅先: インスブルック ウィーン
  • ■時期: 2012年10月1日
インスブルックからウィーン再訪
 ◎インスブルックからウィーン再訪

 2週間のドイツ・オーストリアパスの後半はインスブルックから。2日目天気がよくなるのを祈りながら11時過ぎ中央駅からDBでイエンバッハまで20分。アッヘンゼー鉄道で湖まで行き、船でシースピッツからアッヘンキルヒまでを往復する予定。ガイド本で読んだようにア鉄道の始発駅には日本語の案内板があった。おもちゃのようなミニSLが2両の客車を押して急な山を登っていく。20分くらいで下りの列車とすれ違い、アッヘンゼー湖に着く。すでに客船は出航直前で、静かな湖面をすべるように動き出す。幸いなことに快晴となり、フィヨルド湖に迫る急な山の緑とまぶしく光る湖面からの風が気持ちいい。湖畔にはハイキング道路が続き、終点までの4つの船着場で乗降する客は、好きなコースを好きなだけ歩けるわけだ。終点で1時間ほどキャンプ場やスキー場のゲレンデを見ながらぶらぶら。夕方、明日のウィーン行きに備えてトラムSTBで中央駅へ。終点まで行くか、とスタートは18時48分。街並みを抜け、山登りになりいくつかの街の明かりが少しずつ小さくなっていく。なかなか終着駅Fulpmesの表示が出てこない。乗客はほかにいない。19時50分ようやく到着。運転手がエンドエンドといっている。戻るトラムは20時30分、これが最終。仕方なく待つ。プラハ、アムステルダム、ウィーンでは街の中心から何本かのトラムの全駅制覇と言いながら街並みを見ている。前日も1番、6番を制覇したが、この日は暗くなり何も見えず、時間もかかってしまった。

 ウィーンに向けてインスブルック中央駅で列車を待つ。快晴で1日目に昇ったハーフェルカールの山頂がよく見え、ロープウェイの動きまで分かる。となりのホームに入ってきたICE、乗用車やオートバイを積んでいる最後尾が切り離され、乗客がそれぞれの車に乗って市街地へ。フェリー船なら見たことあるが、列車でも乗客の車を運ぶとは驚き。

 ザルツブルク経由ウィーン西駅着。Tabakiで4日乗り放題チケットを買い、ホテルまで地下鉄で。ウィーンは昨年5月に来ており、ホーフブルク、シェーンブルン、ベルベデールなど主要ポイントは訪問済み。翌日先ず美術史博物館へ。生誕150年のクリムトの壁画を間近に見る。ブリューゲルをゆっくり観賞、ヴィジェ・ルブランのマリー・アントワネットも。2日目、当初計画していたブダペスト行きを変更、バッハウ渓谷にむかう。DBでメルクまで行きここからデュルンスタインまで遊覧船。晴れて暖かくデッキから両岸の古い城や修道院などカメラに収めるには絶好。多分ドイツ・ロマンチック街道やドナウ川の遊覧も似たもの?ベルリンを難しい顔をしながら歩くよりずっとなごめる。同席した老夫婦はカナダ・バンクーバーから。レンタカーで大陸をなんと2カ月かけて巡っているという。先に降りる私たちにカナダのバッジ2種類をくれた。デュルンスタインは川を見下ろすおもちゃのような小さな街で、ワインや杏が特産。散策後バス停手前のブドウ畑で売っていたワイン用のぶどうが甘く、ジャムと一緒に買う。ここでの下船は大正解。それが分かったのはバスで向かったクレムスが大きな街だったから。DBでウィーンに戻る。

ドイツ+463.jpgのサムネール画像
 3日目、ウィーンの森をと、トラムでグリンツィングへ。ここからバスで北の小高い山を目指す。頂上からウィーンの街を見下ろし、一つ手前のバス停までハイキング。すると自然の樹木を利用した広大なフィールドアスレチックに老若男女が挑んでいる。土曜日とあって家族連れが続々と到着していた。これが現代風ウィーンの森の物語の一つ?グリンツィングはホイリゲで有名な地域。夜のビールは無理なので木陰の下でゆっくり昼食。夜はライトアップされたホーフブルクまで出向いた。最終日は朝から雨。ここまで天気に恵まれてきたのは奇跡だった。重装備ででかけ、secessionでクリムトのベートーヴェン・フリーズを見る。そして、トラムに乗り、カフェをいくつかはしごして終わった。

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