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乗車レポートギャラリー

独逸の熱狂旅人さんの作品 「リンダウ発のウィーン行きレイルジェット」

  • ■列車: RJ、REX、IRE
  • ■旅先: ドイツ、リンダウ
  • ■時期: 2012年11月23日
リンダウ発のウィーン行きレイルジェット
 ドイツのシュツットガルトに滞在していて、オーストリアのザルツブルグに行こうと思ったら、ICEでミュンヘンに出てザルツブルグ行きかウィーン行きに乗り換えれば、一番簡単に行けるのですが、早すぎて面白くないので少し遠回りで行こうと思い立ちました。思ったらすぐに実行できるのは、レイルパスを持っているからです。今回はドイツとオーストリアのリージョナルパスをレイルヨーロッパ・ジャバンで購入してきました。

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 オーストリアの看板特急RJ(レイルジェット)にはずいぶん乗ったのですが、実は、インスブリュック以西に乗ったことがないのです。ドイツ鉄道のホームページで調べたら、ドイツの国境の町リンダウからザルツブルグ経由でウィーン西駅までのRJが運行されているのを見つけました。今回はこれに乗ろうと、まずシュツットガルトからリンダウ行きのIREに乗り込みました。

 リンダウはボーデン湖の東端にぽっかりと浮かぶ島の上の町。13世紀からの歴史を誇る古い町ですが、陸地とは鉄道専用の橋と車用の橋、2本の橋だけで結ばれています。鉄道専用の橋を静かに進むと、頭端式のリンダウ中央駅に到着しますが、ここは島の先端でスイスやオーストリアに向かう船の船着き場に隣接しています。夜になると、港の入口に建てられたライオンの像や灯台が照明に照らされて、一層のロマンチックな風情を醸し出してくれます。島全体が中世そのままに保存されているようで、木組みの家や外壁にフレスコ画が描かれた建物がそのまま残っている旧市街は、2時間もあれば十分に見て廻れます。今は冬なので花々も目立ちませんが、春先には花いっぱいの美しい島になるのです。

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 窓から港が見える宿に1泊して、翌朝7時25分発の列車に乗ろうと中央駅に向かいますが、RJはどのホームにも停まっていません。駅の時刻表ではREX/RJと書かれていて、出発ホームは1番線です。停まっているのは2両連結の新型の地方鉄道用の車両。これが、そのままウィーンまで行くとは常識的に思えませんが、ホームページ上では乗り換えは0回になっていました。よく考えてみれば、この駅のホームは8両編成のRJが停まるほど長くありませんし、第一、ここは電化されていないのです。電気機関車が引くRJは来れるわけはないのです。

 釈然としないままこの車両に乗り込むと、ゆっくりと走りだしたディーゼル車両は、湖に沿ってオーストリア領の方に向かっていきます。ものの10分ほどで、大きな駅に到着しました。なんと、着いたホームの反対側に黒々としたRJが停まっています。それも、8両連結の列車を2本つなげた16両という長い編成です。乗客はそのままこの列車に乗り換え、RJは時間を置かずにすぐ発車しました。この駅の名前はブレゲンツ、オーストリア北西部のよく知られた町です。

 列車はすぐに山岳地帯に入り、高い嶺々に沿ってカーブを描きながら走っていきます。高速道路がはるか下に見えますので、相当高い所を走っているようです。オーストリアアルプスの中なのでしょうが、巡っていく景色は圧巻です。
山岳地帯はカーブが多くゆっくりと走行していましたが、平地のインスブリュックからは、看板特急の持ち前の高速運転で、予定通り11時58分にザルツブルグ中央駅に到着しました。

この列車は本来、ブレゲンツとウィーン西駅をつないで運行されているのでしょうが、連絡列車を使うことで、なんとなくリンダウまで直行していると見せているところが、鉄道ファンとしてはちょっと嬉しくなったものです。

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