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ECイタリア-スイス線(旧チザルピーノ)


EC イタリア-スイス線(旧チザルピーノ)とは?

 EC イタリア-スイス線(旧チザルピーノ*)は、北部イタリアのミラノを中心に、国内はフィレンツェやヴェネツィア、国外はスイスやドイツを結ぶ最高時速200kmの国際高速列車です。カーブの多い区間でも、車体傾斜装置を使って高速走行できる、イタリアが開発したペンドリーノ型が使用されています。


※スイスとイタリアが共同出資していた鉄道会社名で、2009年12月、チザルピーノ社は列車運営事業を終了しました。かつての白地に赤・青・緑のラインが入ったトレンドマークの車体は現在は全て新しく塗り替えられ、EC(ユーロシティ) イタリア-スイス線として運行しています。


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EC イタリア-スイス線(旧チザルピーノ)の特徴

ECイタリア-スイス線(旧チザルピーノ)(ヨーロッパ鉄道旅行ガイド[レイルヨーロッパ公式])

ミラノを中心に、ヴェネツィアやフィレンツェなど、イタリア国内の北部にネットワークを広げる高速列車です。またイタリアとスイスの共同運行により、チューリヒ、バーゼル、ジュネーブまで国際列車としても運行されています。

 EC イタリア-スイス線(旧チザルピーノ)は、高速専用線ではなく在来線を利用することを目的に開発された高速列車です。イタリアが開発した、高速運転の際に車体を傾けることでスピードを落とさずに走行できる、車体傾斜機構を搭載した「ペンドリーノ」と呼ばれる振り子式電車を採用しています。この最新システムの導入で、急峻なアルプスを越えるカーブ区間でも、最高時速200kmのスピードで快適に走ることができます。

 所要時間は、ミラノからチューリヒまで約3時間、バーゼルへ約4時間30分、ジュネーブへは約3時間40分で運行。

 イタリアを代表するフィアット社が製造した流線型車両は、ジョージアローのデザインで、イタリアンテイストあふれる車内で寛ぎながら、山頂に雪を抱く山々や静かな湖畔など、素晴らしいアルプスの車窓を堪能できる列車です。

 車内サービスも充実しており、1等車両には人間工学に基づいたテーブル付きの快適な座席を採用し、ビジネスパーソン向けにコンピューター用電源も設置されています。音楽プログラムも用意され、イヤホンを使って聞くことができます。

 また食堂車が、ETR470 形列車、EC チザルピーノ・カナレット、EC チザルピーノ・チンクエテッレに連結されており、エレガントな雰囲気のなか地中海料理を堪能できます。チザルピーノの食堂車は、これまでいくつもの賞に輝いており、車内で最高の食が楽めることは間違いありません。なお予約は必要ありませんが、食事の時間帯は混みあいますので、事前予約サービスをおすすめします。

 このほかジュネーブ~ミラノ間とバーゼル~ベルン~ミラノ間を結ぶEC イタリア-スイス線(旧チザルピーノ)では、食堂車に代わるサービスとして、グレードアップしたバー車両「ミニバー」サービスを提供しています。

 EC イタリア-スイス線(旧チザルピーノ)は、イタリアとスイスの美しい景色と、素晴らしい食文化を同時に楽しめる高速列車です。


鉄道DATA

●運行区間:イタリア国内主要都市間、ミラノ~チューリヒ/ジュネーブ/バーゼルほか

●最高速度:時速200km

●クラス:トップクラス(1等)、ツーリストクラス(2等)

●予約:必要

●食事:食堂車を連結しており、車内販売も利用できます。

●必要な乗車券:包括運賃チケット(鉄道パスを利用する場合、パスホルダー料金での座席指定券の購入が必要です)

ECイタリア-スイス線(旧チザルピーノ)(ヨーロッパ鉄道旅行ガイド[レイルヨーロッパ公式])



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